菊陽杉並木公園さんさんをメイン会場として、生活用車いす3キロの部および1キロの部と、競技用車いす3キロの部の3種目に、県内外から70人が出場しました。
宮崎県から参加の星崎選手が、選手宣誓を行ないました。選手たちは、特別に設けられたコースで、それぞれの種目にチャレンジ、快晴の秋空のもと、爽やかな汗をかいていました。
この大会は、日頃外出したり屋外でスポーツを楽しんだりする機会の少ない重度の障がい者の皆さんが、出場できる唯一の大会です。出場する選手には、熊本の専門学校生約160人が、サポーターとして一人一人につき、選手たちは、サポーターと和やかに交流しながら、一緒にジョギングも楽しんでいました。
ゴールした後は、恒例のミニコンサート、今回は菊陽町吹奏楽団と大津社協バンドIKESONOが、リズムあふれる楽しい演奏を披露しました。そして、もう一つの恒例である抽選会が行なわれ、当選者たちの明るい歓声で会場は盛り上がりました。
当協議会は、大会運営のサポートとして、選手がコースを間違えないようにコースの各地点で選手の誘導をしたり、選手の記録を測定したりという役割を担いました。
参加者の感想(宮崎県 星崎大典)
熊本のマラソン、いい経験になりました(^-^)
涼しくて、走りやすかったです。
はじめは、緊張と不安でいっぱいでしたが、徐々に、ボランティアのお兄ちゃんと話すうちに、緊張が溶けました。
選手宣誓は緊張していましたが、自分の言葉で、しっかり言えたと思います。
そして、レースの方ですが、さすがに3KMはきつかったです。
自分の全ての力を出し切り、ボランティアの人に助けを借りず、ペースを落とさず走れました。
達成感でいっぱいでした(*^_^*)
メールアドレスの交換などもし、交流が深まり、友達も出来ました。
抽選会では、バッグが当たり、母へのプレゼントも出来ました!
帰って来たあとは、肩や腕が痛くて、シップを貼りました。
肩、腕の力が付いたように感じます!
来年は、もっと鍛えて、レーサーで出れるようになればいいなと思っています。
記録は、35分、全体で7位ぐらいでした。